以下の確認作業は一例ですので必ず行わなければならない作業ではありません。 サーバの操作に慣れていただくためのチュートリアルとしてお読みいただければ幸いです。
このチュートリアルではドメインを「mkaserver.jp」として例を挙げています。 実際には利用者の設定に応じて読み替えてご覧ください。
インストール後の状態では「admin」「toppage」の2ユーザが登録されています。 「admin」はConductorの様々な操作が可能な管理ユーザです。 「toppage」は「http://ホスト・ドメイン/」で表示されるホームページ用のユーザです。 (もちろん設定により別のユーザやディレクトリをトップページとして変更出来ます。)
最初は「admin」でログインし、「admin」「toppage」のパスワードを変更しましょう。 (デフォルトのままや予測し易いパスワードは避けましょう。)
次に普段利用する自分専用の管理ユーザを作成します。
「ユーザID」にはログインに必要な名前を入力します。 FTPソフトのIDやメールアドレスでも使われる名前となります。
「パスワード」にはログインに必要なパスワードを入力します。 FTPソフトやメールソフトでも使われるパスワードとなります。 「確認入力」にも確認のためパスワードを入力してください。
「名前」にはそのアカウントの利用者の名前を入力します。 ユーザIDが半角英数となっているので日本語等でユーザの判り易い説明程度に入力します。
権限チェックは「サーバ管理権限」「FTP接続権限」にチェックを入れておきましょう。 (telnetを利用する場合は「telnet接続権限」もチェックしておきましょう)
入力が完了したら一通り確認し「登録」ボタンを押すと新しいユーザが作成されます。
最後に一度ログアウトし新しく作成されたユーザIDを使用してログインしてください。 無事ログインされ「サーバ設定」にアクセス出来ることを確認して終了となります。
ログインが出来ても「サーバ設定」にアクセス出来ない場合は、 ユーザ登録時の「サーバ管理権限」にチェックが入っていない為です。 もう一度「admin」でログインしてユーザの情報を確認しましょう。
作成したユーザIDでメールを送受信を確認してみましょう。
各種メールソフトには「POPサーバ」「SMTPサーバ」「ユーザID」「パスワード」などの入力欄があります。 「POP3サーバ」「SMTPサーバ」にはネットワーク設定で設定された各サーバホスト名を入力します。
ドメイン:「mkaserver.jp」 POP3ホスト:「pop1」 SMTPホスト:「mx1」 上記の設定の場合は、 「POP3サーバ」には「pop1.mkaserver.jp」、「SMTPサーバ」には「mx1.mkaserver.jp」を入力します。 別途ブロードバンドルータを利用した環境など、 サーバにドメインでアクセス出来ない環境ではサーバのプライベートIPアドレスを代わりに入力しましょう。
「ユーザID」には登録した「ユーザID」+@ドメイン+@を入力します。 ユーザID:「user01」の場合は、「user01@mkaserver.jp」のようになります。 つまりメールアドレスをユーザIDとして使用します。 「パスワード」はそのユーザのパスワードをそのまま入力してください。
設定が完了したら自分自身宛てにメールを送信してみましょう。 しばらくした後受信してみると先ほど送信したメールが届いているはずです。
「サーバ設定」-「メールサーバ」-「基本情報」で「フィルタ」にチェックを入れて一度サーバを再起動させます。 この「フィルタ」を有効にすることで「ウィルスフィルタ」「スパムフィルタ」が作動します。
サーバの起動を確認したら再度自分自身にテストメールを送信してみましょう。 先ほどより受信に時間がかかるかと思います。 サーバに届いた際にウィルスフィルタ・スパムフィルタでフィルタリングの処理を行っているためです。
お使いのメールソフトがメールのヘッダーを表示出来る場合は、 以下のようなヘッダーにより、フィルタリングがされていることを確認出来ます。
「スパムフィルタ」 X-Spam-Checker-Version: SpamAssassin 3.1.1 (2006-03-10) on dns.mkaserver.jp X-Spam-Level: X-Spam-Status: No, score=0.5 required=13.0
「ウィルスフィルタ」 X-Virus-Scanned: amavisd-new at localhost
転送されるメールも全てフィルタリングされますので、 携帯電話などのモバイル端末へ転送したい場合にも無駄なスパムメール等は転送されません。
ホームページを公開する場合にはFTPソフトを利用します。 FTPソフトの設定には「ホスト名」「ユーザID」「パスワード」「初期ディレクトリ」などの項目を入力します。
「ホスト名」にはサーバのドメインを入力します。 「ユーザID」「パスワード」にはそれぞれ登録したユーザのIDとパスワードを入力します。 「初期ディレクトリ」には「public_html」を入力しましょう。
FTPでファイルを転送するには2つのことを確認します。 1.登録したユーザの権限に「FTP接続権限」が設定されているかどうか。 2.「サーバ設定」-「セキュリティ」-「telnet/SSH/FTP」で接続元ホストが許可されているかどうか。 インストール初期の設定では代表的なLANのIPアドレス「172.」「192.168.」が許可されています。
FTPソフトの設定と上記の確認が完了したら早速ファイルを転送してみましょう。
以下は「mkaserver.jp」、ユーザ「user01」で「public_html」内に「index.html」というファイルを転送した例です。
転送したファイルへWEBブラウザからアクセスする場合は、
http://mkaserver.jp/~user01/index.html
とURL入力欄に入力するとアクセス出来ます。 URLのユーザ名の箇所は必ず、頭に「 ~ (チルダ)」を入力してください。 WEBブラウザには「index.html」の内容が表示されます。
またファイル名が「index.html」「index.htm」「index.php」などの場合には、
http://mkaserver.jp/~user01/
のようにファイル名を省略することが出来ます。
また、インストール後の初期の設定では「toppage」というユーザで上記のようにアップロードした場合、
http://mkaserver.jp/index.html
http://mkaserver.jp/
のようにユーザ名も省略出来ます。
この項目は「telnet」などのターミナル操作を行う予定のある方を対象としています。 通常のConductorの管理では利用する機会がないかと思いますので、 必要でない方は読み飛ばしていただいて問題ありません。
ターミナルはサーバのコンソール上で行う操作を別のPCからリモートで行うことが出来るものです。 ターミナルには「telnet」「SSH」の2種類利用出来ます。 「telnet」は通常のターミナルで「SSH」はtelnetと同様の機能ですが、通信がSSL暗号化されています。 LAN内などからは「telnet」、外部からは「SSH」を利用するのが望ましいです。
「telnet」や「SSH」で接続するには専用のアプリケーションが必要です。 OS標準のものでも問題ありません。 (SSHに関してはOS標準では対応していない場合があります)
FTPと同様に接続するには2つのことを確認します。 1.登録したユーザの権限に「telnet接続権限」が設定されているかどうか。 2.「サーバ設定」-「セキュリティ」-「telnet/SSH/FTP」で接続元ホストが許可されているかどうか。 インストール初期の設定では代表的なLANのIPアドレス「172.」「192.168.」が許可されています。
接続に必要な情報は「ホスト」と「ポート」です。 「ホスト」にはサーバのドメインやIPアドレスを使用します。 「ポート」は「telnet」の場合は「23」、「SSH」の場合には「22」の番号を使用します。
サーバに接続されると「ユーザID」と「パスワード」を求められます。 登録したユーザのIDとパスワードを入力してください。
認証を通るとログインメッセージに続き「%」が表示されコマンド待ち状態になります。 ログアウトする場合は「% exit」と入力しEnterキーを押すします。
SAMBA共有はWindows共有ネットワークにWindows以外のOSが参加するための互換システムです。 このシステムを利用することでサーバのHDD領域をWindowsネットワークで共有出来ます。
SAMBA共有は「サーバ設定」-「ツール」-「SAMBA共有」で基本的な設定を行います。 以下のように設定してください。
「SAMBA共有」は「有効」にチェックを入れます。 「ワークグループ名」には参加するWindowsネットワークのワークグループ名を入力します。 「サーバ名」にはWindowsOSの「マイネットワーク」などで「コメント」として表示される文字列を入力します。 「ユーザホームディレクトリ」は「有効」にチェックを入れます。 上記設定を行い、「設定」ボタンをクリックすると早速WindowsネットワークにMKAdvacnceサーバが参加します。
WindowsOSのPCから「マイネットワーク」を開き、 「ネットワーク全体」-「Microsoft Windows Network」-「(設定したワークグループ名)」の順に開きます。 すると「名前」の欄にConductorサーバが表示され、「コメント」欄には設定した「サーバ名」が表示されます。 Conductorの共有にアクセスすると認証情報を求められます。 登録したユーザのIDとパスワードを入力してください。
認証を通るとユーザIDのフォルダが表示されます。 その内容は登録したユーザのホームディレクトリです。 「public_html」もありますのでホームページデータをFTPではなく共有からアップロードすることも出来ます。
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